2022/07/20 ビットキー × Voicy × バニッシュ・スタンダード 3社合同開催「DDD勉強会」感想

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こちらの勉強会に参加させていただきました。自分のTwitterのメモを頼りに感想を書いておこうと思います。

※ 投稿者は「DDDってよくわからないけど、なんかいいらしいぞ!」くらいの知識しかないので、 不正確な理解・適切でない表現についてはご容赦いただけると幸いです 🙏

メモ

他のアジャイルスクラムの勉強会でも似たような話(「スクラムは方法論じゃないので”スクラムではこうすべきですか?”はやめましょう!」)を聞いたので、心に残ったフレーズでした。

教条主義というか、考え方やツールに固執して振り回されるのではなく、直面する現実にきちんと向き合ってその考え方やツールが適応できるか・課題を解決できるか考えないといけないよなあと思いました。

ここら辺は勉強不足で「そういう言葉どこかで聞いたことあるなあ」くらいでしたが、今回のお話がまさに現場においてこれらを実践したらどうなったか、という話だったと理解しています。

他の発表もそうでしたが、今回はリファクタリング・リプレースの文脈でDDDの採用となったケースが多いのかな?と思いました。

一方で別の勉強会ではクライアントワークにおいて、初期段階で速くドメイン知識を吸収するために採用しているケースもあるという話を聞いているので、DDDの利用シーンは特に限定されておらず、直面する課題と、DDDが解決してくれるものが適合しているかで考えないといけないなという先の話にもつながる結論に落ち着きました。

そして、そのDDDが解決してくれるものとして仕組み化による堅牢性や知識の集約、ということが話されていました

また、DDDの実践においてはチーム・システム両面において段階的に適応するのがやはり王道なんだなと感じました。

特にDDDは人によって理解がまちまちだと思うので、チームに関しては共通認識をしっかり作っていかないと難しそうに感じ、 その段階的な適応を推進するために、知識や立場の面で周囲をリードする存在はやはり必要そうに思いました。

同時に、課題に直面しているとどうしても一足飛びに解決策に飛びつき、全て適応したくなるところを抑える問いとして、 「〇〇を始められる開発組織なんだっけ?」という発表スライドのタイトルにもなっていたフレーズは冷静さを取り戻させてくれる良いフレーズだなと思いました。

感想

まだまだDDDの理解のスタートラインに立ったばかりの自分でも色々な発見があり、楽しい勉強会でした。 主催してくださった3社の方ありがとうございました🙏

また、第二回目も予定されているようなので、関心のある方はぜひ参加されると良いと思います。

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